患者さまからのよくお受けする質問で、冷湿布と温湿布の使い分けや、効果について教えて下さいとの質問があります。
湿布の役目は、患部に張ることで、成分が皮膚から浸透していって痛みが和らぎ、効果が現れるので、冷やしたりあたためたりすることが目的ではありません。
骨折や外傷の際、本当に冷やす必要があるときは氷水や、アイスノンなどを使用しましょう。
冷湿布は、冷たさを感じるメントール、温湿布はトウガラシ成分のカプサイシンがふくまれています。
どちらも血液を変化させるほどの温度変化はありませんから、基本的には患者さまご本人の好みで良いと思います。
一日二回張り替えて使用するものや、24時間効果が持続する一日一回張るものなど、症状に応じて処方させていただきますので、どうぞ遠慮なくご相談下さい。
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by ikeuchi3332
| 2011-09-20 18:04
| 医院だより